株主通信「ちゅうでん」

ごあいさつ

株主の皆さまにおかれましては、当社事業に対し日頃から格別のご理解を賜り、誠にありがとうございます。

浜岡原子力発電所の新規制基準適合性審査における基準地震動策定に係る不適切事案につきましては、株主の皆さまに多大なご迷惑とご心配をおかけし、信頼を裏切ることとなりましたことを、あらためて心より深くお詫び申しあげます。不適切な調達案件に続き、このような事案を発生させたことは、原子力事業者としての適格性を疑われるものであると痛切に感じております。今後、調査委員会による調査結果も踏まえ、このような不適切事案を生じさせることがないよう、さらなる改善策・対応策を検討・立案し、全社を挙げて取り組んでまいります。

中部電力グループは、経営ビジョン2.0 において、2030年度連結経常利益の2,500億円以上への拡大とバランスの取れた事業ポートフォリオの構築を掲げてまいりました。2025年度は、その実現に向けて策定した中期経営計画の最終年度であり、中期経営目標として掲げた「連結経常利益2,000億円以上、ROIC3.2%以上」を達成いたしました。

現在、2026年度以降を対象とする新中期経営計画の策定を進めておりますが、策定にあたっては、基準地震動策定に係る不適切事案を踏まえ、ガバナンス改革の方向性や計画への影響を見極める必要があります。
こうした状況を踏まえ、計画全体の公表に先立ち、ステークホルダーの皆さまに中部電力グループの経営の方向性を早期にお示しするため、本年4月に「新中期経営計画の骨子」を公表いたしました。中部電力グループは、エネルギー事業をコアにグループの強みを掛け合わせ、エネルギーバリューチェーンの強靭化に取り組むことで、ステークホルダーの皆さまとともに持続的成長を実現してまいります。

本号では、「新中期経営計画の骨子」でお示しした成長戦略の方向性等に加え、国内初の浮体式洋上ウィンドファームである「五島洋上ウィンドファーム」、中部電力ミライズが推進する「みんなで脱炭素プロジェクト」などについてご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

2025年度の期末配当金については、株主還元方針、中期的な財務状況などを踏まえ、1株につき35円とさせていただきました。2026年度の配当については、1株につき年間70円(中間35円、期末35円)を見込んでおります。

株主の皆さまには引き続きご理解・ご支援をいただきたくよろしくお願い申しあげます。

2026年6月

浜岡原子力発電所の新規制基準適合性審査における基準地震動策定に係る不適切事案に関するこれまでの公表内容につきましては、以下をご参照ください。
新規制基準適合性審査における基準地震動策定に係る不適切事案について

代表取締役会長 勝野 哲・代表取締役社長 林 欣吾

ページトップへ