株主通信「ちゅうでん」

不動産事業の取り組み

当社は、中部電力グループ経営ビジョン2.0の実現に向け、主力事業であるエネルギー事業に加え、新成長領域への事業領域の拡大とビジネスモデルの変革を進めております。
新成長領域の重要な柱である不動産事業に関して、まちづくりの企画開発、グループ会社との連携、当社保有資産の有効活用といった機能を集約・強化し、中電不動産株式会社(以下「中電不動産」)および株式会社日本エスコン(以下「日本エスコン」)(注)とともにグループ一体となって当該事業のさらなる拡大を加速させるため、2025年4月1日に、不動産事業本部を設置しました。
当社は、エネルギーサービスを土台に、快適性や利便性といったさまざまな付加価値を組み合わせたまちづくりを通じて、企業価値向上と地域の持続的な成長を図ってまいります。

(注)株式会社日本エスコンは、2025年7月1日に「株式会社エスコン」に社名変更いたします。

中電不動産の取り組み

中電不動産は、中部エリアを中心に地域密着型のまちづくりをおこなっています。
名古屋市瑞穂区においては、「iiNEタウン瑞穂」の開発を進めており、2025年6月末には、新築分譲マンション「グランクレアいいねタウン瑞穂」の竣工を予定しています。
また、2025年4月26日には、愛知県春日井市において、スーパー、医療施設、子育て支援施設、教育施設、戸建住宅などで構成される複合タウン「i-VILLAGE神領」をまちびらきしました。「i-VILLAGE神領」は、「iiNEタウン瑞穂」に続く2例目の複合タウンとなります。
中電不動産は、地域が抱える課題に対処し、暮らしに必要な施設やサービスを充実させた多世代共生のまちづくりを通じて地域活性化に貢献してまいります。

i-VILlAGE神領

日本エスコンの取り組み

日本エスコンは、全国5大都市圏を中心に不動産事業を展開しております。

2025年3月15日には、「エスコンフィールドHOKKAIDO」の最寄り駅であるJR北広島駅前において、「tonarie北広島」を開業しました。「tonarie北広島」は、地域密着型ショッピングセンターとして、地元産の食材や製品などの買い物や、地域食材の味覚が楽しめる飲食だけでなく、地域交流の場として、野球の試合をはじめとするパブリックビューイングや、イベントスペースとして活用できる空間を提供しております。

また、「tonarie北広島」と同じ建物内において、2025年3月28日、「エスコンフィールドHOKKAIDOホテル北広島駅」を開業し、地域の住民の皆さまはもちろんのこと、多様な人材を出迎える北広島駅の新たな玄関口として多くの方が利用でき、過ごすことのできる交流の場を目指しています。

日本エスコンは、分譲マンションを中核に、商業、ホテル、オフィスなどを手掛ける総合デベロッパーとしてのノウハウを活かし、まちづくりを進め、地域の活性化に貢献してまいります。

tonarie北広島

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