安全文化の醸成

請負安全

当社は「事業のパートナーと、安全と健康のために協働する」ことを行動原則として定めています。請負会社は、当社にとって事業のパートナーとして不可欠な存在です。当社は請負会社と協働し、請負災害の撲滅に力を入れています。

請負契約

着工前の作業計画、管理・監督者の任務、作業者の義務、災害発生時の措置などを含む、請負者がおこなうべき施工および安全上の措置についての当社の基本的な考え方を定めています。当社から作業を受注した請負者は、施工および安全上の措置について、請負契約に示されたこれら当社の基本的な考え方に基づき作業を実施しています。

DX

安全活動支援システム

労働災害の速報や再発防止対策、ヒヤリハット情報を活用するために、安全活動支援システムを導入しています。中部電力3社に加え請負会社などは同システムにより災害情報などを共有し、作業前打ち合わせでの注意喚起や職場での安全対話に使用することで、災害の発生防止に活用しています。

安全教育

監督者安全訓練

自社の作業に対する作業監督者および請負作業に対する作業管理者の立場に就く従業員に対して、労働安全衛生法 第60条に基づき、監督指導技術の修得および安全資質の向上を図る研修を実施しています。

安全パトロール能力向上研修

作業監督者および作業管理者に対し、作業現場における安全観察力、コミュニケーション力の向上のための研修をおこなっています。

作業安全教育

中部電力3社の各部門にて、作業手順や適切な安全装備など、労働災害を防止するための安全教育（Off-JTおよびOJT）を実施しています。

安全運転

運転認定制度

中部電力3社では、交通災害・事故の未然防止のため、業務で車両を運転する者に対し、運転免許試験より厳しい評価基準に基づく実技試験による認定制度を採用しています。

安全運転指導

各職場に運行管理者を選任し、業務上運転をおこなう者の適性などの把握や運行計画の作成をはじめ、安全運転に必要な指導をおこなっています。

運行管理システム

業務車両に運行管理システムを導入し、運転時の急加速、急ブレーキ、急ハンドルを検知しています。これらの情報を、現場出向前および帰社時の運行管理者による声掛けに活用しています。

車両安全装備

業務車両による事故防止のため、自動ブレーキ、バックモニタ、コーナーセンサなどの安全装置の取り付けを進めています。

災害統計

従業員等

（注1）執行役員、直接雇用の従業員、派遣社員の被災および公衆への加害を対象とする

（注2）直接雇用の従業員を対象とする

（注3）死亡災害の件数を含む

（注4）100万延べ労働時間あたりの休業災害件数

（注5）不休災害をすべて含めた20万延べ労働時間あたりの労働災害件数

請負・委託

（注1）死亡災害の件数を含む