公開情報

定格熱出力一定運転の開始について

2003年11月28日トピックス4号機

浜岡原子力発電所の効率的利用を図るため、定格熱出力一定運転を4号機に導入することとしました。(9月9日公表済み)
導入に必要な手続き(注)が終了するとともに、運転マニュアルの変更などの準備が整ったことから、11月28日 17時5分より、定格熱出力一定運転を開始しました。

(注):

定格熱出力一定運転の導入にあたっては、「発電設備の健全性評価結果」および「保安規定の変更」について国の確認を受ける必要があります。「発電設備の健全性評価結果」について、10月30日、国から当社の評価結果を妥当とする旨の通知を受けました。「保安規定の変更」について、11月7日、国から変更の認可を受けました。


(添付資料)

1 定格熱出力一定運転とは

「定格熱出力一定運転」とは、原子炉から発生する熱量(原子炉熱出力)を原子炉設置変更許可において認められた定格値で一定に保って運転する方法です。
定格熱出力一定運転を行った場合、電気出力は下の図のように 海水温度に応じて変化します。冬季のように海水温度が低い時期には発生する電気が増加します。
なお、「定格熱出力一定運転」については、国において検討が行われ、平成13年12月、安全性等問題はないとの見解が示されました。以後、国内の原子力発電所で順次導入されております。

【図】定格熱出力一定運転とは

2 冬季に電気出力が増加する理由

【図】冬季に電気出力が増加する理由

以上

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