公開情報
再循環系配管改善超音波探傷試験結果(残り4溶接線)
2003年7月22日点検情報4号機
■4号機
原子炉再循環系配管でひび割れの徴候が認められた6溶接線のうち、2溶接線については、改良された超音波探傷法による調査を行い、結果を7月15日に公表しました。残りの4溶接線についても参考として改良された超音波探傷法による調査を実施しており、その結果が纏まりましたのでお知らせします。ひび割れの徴候の深さの測定値は6mm以下であり、これまで実機プラントで実施されている改良された超音波探傷法により測定されたひび割れの徴候の深さと同程度でした。 なお、これらのひび割れの徴候が認められた溶接線については、全て取替を終了しています。(6月25日公表) |
4号機 改良型超音波探傷試験の結果 |
溶接線位置 | ひび割れの徴候 の長さ (mm) |
ひび割れの徴候の深さ(mm) | |
---|---|---|---|
手動フェーズドアレイ法 (機械処理) |
手動端部エコー法 (横波+縦波) |
||
(1) | 20 | 4.7 | 4.0 |
(2) | 25 | 6.0 | 2.5 |
(3) | 65 | 4.4 | 4.0 |
(4) | 35 | 4.6 | 4.5 |
なお、これらのひび割れの徴候が認められた溶接線については、全て取替を終了しています。 |
以上