公開情報

4号機 航路標識灯の異常について(続報)

2004年9月13日運転情報4号機

■4号機

平成16年8月30日午後7時58分、運転中の4号機において、取水塔(注1)に設置している航路標識灯(注2)が通常夜間は点滅すべきところ、連続点灯となっていることを警備員が確認しました。このため、直ちに第三管区海上保安本部静岡航路標識事務所へ、本事象の連絡を行いました。

(8月31日お知らせ済み)

その後、波の状態が落ち着くのを待って復旧を行うこととしていましたが、9月8日午前3時36分に当該航路標識灯が消灯していることを警備員が確認しました。このため、直ちに第三管区海上保安本部静岡航路標識事務所へ、本事象の連絡を行いました。

(9月8日お知らせ済み)

9月11日、波の状態が落ち着いたことから、当該航路標識灯の点検を実施しました。
点検の結果、原因は当該航路標識灯内部に海水が侵入し、管制器(注3)が故障したものとわかりました。
このため、管制器の取替を実施し、復旧しました。

(注1)取水塔は、蒸気タービン復水器冷却用水(海水)の取水のため、敷地前面の海岸沖に設置している。

(注2) 航路標識法第2条に基づき、船舶交通の安全確保の観点から、事業者が設置・管理している。 照度を感知し、夜間は点滅、昼間は消灯している。

(注3) 管制器とは、ランプおよびランプを点滅させる制御部で構成されたもの。

航路標識灯(点検のため上蓋を開けたところ)
航路標識灯
(点検のため上蓋を開けたところ)
浸水による腐食が確認された管制器(左図の航路標識灯上部から管制器を取り出したところ)
浸水による腐食が確認された管制器
(左図の航路標識灯上部から管制器を取り出したところ)

以上

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