テレビCMコーナー
人が、現場を支えている。
浜岡原子力発電所の安全への取り組みについてお伝えします。
防波壁
津波に備えるため求められたのは、ただ高いだけではなく、強さを備えた壁でした。
そこで設計したのが、地中にある固い岩盤と防波壁の基礎を一体化するような仕組みです。見えない基礎が防波壁の強さを支えることで、大きな力にも強い構造にしています。
強化扉・水密扉
津波を、建屋の中に浸水させないために、設置したのは、強い衝撃に耐えるための頑丈な強化扉とそこからの浸水に備えた水密扉の二重の扉でした。発電所の大切な設備を守る。
その決意と、責任の重さを胸に今日も、安全性の向上に取り組んでいます。
耐震強化
地震から重要な設備を守るために。原子炉建屋を重心の低い安定した構造にしています。
また、地面を20m 程度掘り下げて固い岩盤に直接設置するとともに耐震性を高めるため2,000カ所以上、配管などの強化工事を実施しています。
水源確保
浜岡原子力発電所では、冷やす機能を失わないために、既に確保している水源に加え、新たに緊急時淡水貯槽を設置しました。その他にも隣接する新野川や、取水槽からも水を確保できるよう水源の多様化をすすめています。
緊急時海水取水設備
発電設備を安全に運転するためには、車のエンジンを冷やすように熱を取り除き続ける必要があります。浜岡原子力発電所では津波に備えて、防水構造の建物の中に海水を取り入れるポンプを新たに造り、緊急時にも熱を取り除き続けられるよう冷やす機能を強化しています。