安全への取り組み

現場対応力の強化

当社では、地震、津波対策や重大事故等対策などの必要な安全対策を徹底し、事故リスクを限りなく低減しています。浜岡原子力発電所では、設備対策の強化に加え、それを扱うのは人であるという考えのもと、それらの対策を有効に機能させるための「現場対応力の強化」に全力で取り組んでいます。

現場対応力の強化

緊急事態対策組織の整備

万が一重大事故などが発生してもより効率的・効果的に対応できるように、発電所長を本部長とした緊急事態対策組織を整備しています。

緊急事態対策組織の整備

初動対応の強化

事故発生時に真っ先に現場に駆けつけ初動対応をおこなうスペシャリストチーム「緊急時即応班(ERF)」を設置し、24時間365日発電所敷地内に初動対応要員を確保するなど、事故発生直後から迅速な対応が可能となるように、発電所の初動対応体制の強化を図っています。緊急時即応班については、現在、要員の増強など運用開始に向けた準備を進めています。

初動対応の強化

手順の整備

全交流電源喪失や重大事故などが発生した場合にも、確実に対応できる手順を整備。訓練などを重ねることで手順の有効性を確認しています。

手順の整備

資機材の充実

浜岡原子力発電所内では、事故収束に必要な資機材を確保しております。外部からの支援がなくても対策要員が活動できるよう、発電所敷地内に7日分の水、食料、そのほか、放射線測定器、通信設備などを配備しています。

資機材の充実

教育・訓練の充実・強化

対策組織の対応力向上のため、役割に応じた教育・訓練を充実・強化しています。今後も多様な設備・資機材の配備や、現場対応力の強化を図りながら、初動から事故収束に至る対応能力を継続的に確認・改善していきます。

教育・訓練の充実・強化1
教育・訓練の充実・強化2

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