皆さまからいただく質問
使い終わった燃料はリサイクルできるって聞いたけど?
使い終わった燃料は、単なるゴミではなく、97%がリサイクルできます。
資源を有効利用することは、
エネルギー自給率が低い日本にとって有用です。
「使用済燃料」と言われる原子力発電で使い終わった燃料には、ウランやプルトニウムなど燃料として使えるものが約97%も残っており、リサイクルすることができます。これらを有効利用することは、資源の節約になるだけでなく、準国産エネルギーとなるため、エネルギー自給率が低い日本にとって、有用なエネルギー資源の1つです。
![図:発電前と後の燃料の違い](/energy/nuclear/nuc_qa/img/qa05_img_01.png)
使えるものは、燃料としてリサイクルを、
使えないものは、地層処分する計画です。
使用済燃料は、発電所で貯蔵した後、再処理工場(青森県六ヶ所村)へ搬出します。ここで、使えるものと使えないものとに分別します。使えるものは、燃料としてリサイクルし、使えないもの(高レベル放射性廃棄物)は、冷却のため30年~50年間、一時貯蔵した後に地層処分する計画です。
![図:使用済燃料の処理の流れ](/energy/nuclear/nuc_qa/img/qa05_img_02.png)
![詳しい情報や関連する情報は下記をご覧ください。](/energy/nuclear/nuc_qa/img/special_story_detail.gif)