廃止措置の取り組み

浜岡1・2号の廃止措置について

浜岡原子力発電所1・2号の廃止措置について

当社は、2008年12月22日に、浜岡原子力発電所リプレース計画などについて決定し、1・2号の運転終了などについて公表しました。また、同決定に伴い、2009年1月30日をもって、1・2号の運転を終了しました。

わが国では、運転を終了した原子力発電所は解体撤去することとされており、その実施にあたっては、法令に基づき、あらかじめ廃止措置の計画を定め、国の認可を受けます。

1・2号の廃止措置計画は、2040年代前半まで約30年間にわたり実施します。

同計画では期間全体を第1段階「解体工事準備期間」から第4段階「建屋等解体撤去期間」までの4段階に区分し、段階的に進めていきます。

当社は、2009年6月1日に国に提出し同年11月18日に認可を受けた廃止措置計画に基づき、廃止措置の第1段階(解体工事準備期間)において、1・2号から全ての燃料の搬出を完了したとともに、第1段階における系統除染および汚染状況調査が完了しました。

2016年2月3日に、廃止措置の第2段階(原子炉領域周辺設備解体撤去期間)の変更認可を受け、原子炉領域周辺エリアの解体撤去工事として周辺設備の解体を進めてまいりました。

2024年3月14日に、廃止措置の第3段階(原子炉領域解体撤去期間)へ移行するため、廃止措置計画の変更認可申請書を原子炉規制委員会に提出し、2024年12月18日に認可を受け、2024年12月25日より廃止措置の第3段階に移行しました。

今後も安全確保を大前提に、国内初の商業用軽水炉の廃止措置を担うトップランナーとして、廃止措置を着実に進めてまいります。

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