安全への取り組み
水力発電所の安全運転を目指して
水力発電所の安全運転を目指して
当社では、お客さまに安定した電気を安全にお届するために、24時間体制で発電所やダムの監視・制御をおこなっています。

例えば、水力発電所では発電に使用する河川水量の適正な管理やダムに流下する洪水の適正な処理が重要となります。このため、水力制御所においては、刻々と変化する河川の状況を常時監視して水量管理をおこない、レーダーや雨量データなどで河川が増水すると予測した場合は、ダムのゲートから放流をおこないます。放流にあたっては、釣りやキャンプで河川の付近にいる方々に危害をおよぼさないよう、河川のパトロールやサイレンによる放流の事前周知を徹底し、あらかじめ定められた操作方法を遵守して、細心の注意を払っています。
また、こうしたダム制御の技術力を維持・向上するため、実機と同様のダム制御シミュレータ装置を使用して、さまざまな状況を想定した訓練を定期的に実施しています。
水難事故防止PR
水難事故防止PRとして、看板およびのぼりを設置しています。
子ども達が川で遊ぶ機会が多くなる夏休みの前に、小学校に出向いて水難事故防止PRなどをおこなっています。


関係市町村などとの連携
有事の際に確実な対応をおこなうため、関係市町村などと次の取り組みを実施しています。
- 連絡体制の整備
- 情報発信訓練の実施
- 水難事故防止啓発活動